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内田有作 /監修
藤井秀男 /編集
定価:2,800円(税別)
発行:エコール・セザム
発行日:2010年8月7日
没後40年内田吐夢を回顧する記念本
吐夢が映画雑誌に発表したエッセイ・談話と
中国残留時代に書き残した未発表の自伝を収録
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1970年8月7日、映画界の巨匠がこの世を去った。『大菩薩峠』『宮本武蔵』『飢餓海峡』を遺して。
没後40年、内田吐夢監督の燃え盛る情熱と不屈の魂が甦る。
本邦初!「命一コマ」映画監督内田吐夢の集大成本。A6判上製・333頁
<内容>
口絵写真約150点(戦前篇・戦後篇)
はじめに――内田有作
第一章 内田吐夢の映画概論
・映画屁論 ・映画の文法 ・映画演出総論 ・観客との対決
第二章 内田吐夢の談話・エッセイ
・内田吐夢 自作を語る 戦後の再起まで ・内田吐夢との一問一答 ・『土』覚え書
・時代劇の英雄像 ・人間心理の凄惨な立ち廻りを ・『宮本武蔵』映画化、ほか
第三章 「吐夢年代記」(未発表原稿)
第四章 内田吐夢 年譜
第五章 内田吐夢 フィルモグラフィ
第六章 シナリオ『仇討選手』 |
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藤井秀男 /編集
定価:1,000円(税別)
発行:エコール・セザム
発行日:2010年3月15日
日本映画のヒロイン特集上映記念冊子
(2010年3月 / 東京・新文芸坐) |
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<内容>
三女優からのメッセージ
・また逢う日まで―久我美子
・続きはどうぞ映画で―有馬稲子
・「にんじんくらぶ」―岸惠子
古くならないもの―山内静夫
かつての日本映画の活力と面白さと良心を―石森史郎
風立ちぬ、いざ生きめやも インタビュー―石濱朗
にんじんくらぶ結成の頃―渡部保子
会誌「にんじん」(No.1)から
文芸プロダクションにんじんくらぶ小史
久我美子 略年譜&フィルモグラフィ
有馬稲子 略年譜&フィルモグラフィ
岸 惠子 略年譜&フィルモグラフィ
<口絵>
「映画ファン」「近代映画」のグラビア・表紙 |
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錦之助映画ファンの会/編
藤井秀男 高橋かおる 円尾敏郎/編集
定価:1,000円(税別)
発行:エコール・セザム
初版発行:2009年3月10日
時代劇の至宝
萬屋錦之介十三回忌に
映画人たちが寄せた
オマージュの数々…
大スターの偉業を称える
ファン待望、
空前絶後の錦之助本! |
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昭和三十年代東映黄金期の看板スター・中村錦之助(萬屋錦之介)と共に仕事をした映画人たちが十三回忌(今年3月10日)に寄せた記念文集。口絵・本文中にお宝写真約70枚掲載。詳細なフィルモグラフィと年譜あり。A5判並製・150頁
・構成 カラー口絵(8頁)
第一部 錦之助追想(80頁)/カラーグラビア(6頁)
第二部 フィルモグラフィ・年譜(52頁)
・本書に寄稿またはインタビューに応じてくれた映画人(敬称略)
山内鉄也(映画監督)、中原ひとみ(女優)、秋田實(装飾担当)、北沢典子(女優)、片山嘉宏(美粧担当)、塚本隆治(美術監督)、松風はる美(女優)、高岡正昭(スタントマン)、円山榮子(女優)、田中美佐江(スクリプター)、北大路欣也(男優)、桂長四郎(美術監督)、岩崎加根子(女優)、嶋田景一郎(男優)、長谷川裕見子(女優)、稲野實(美術監督)、尾形伸之介(男優・殺陣師)、井川徳道(美術監督)、雪代敬子(女優)入江若葉(女優)、石森史郎(脚本家)
・写真提供・協力/東映、近代映画社ほか
・編者/藤井秀男、高橋かおる、円尾敏郎
・ 制作協力/錦之助映画ファンの会
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高千穂ひづる/著
藤井秀男/編
定価:1,800円(税別)
発行:エコール・セザム
初版発行:2008年12月22日
ロマンか現実か、
時代劇か現代劇か、
昭和三十年代の映画黄金期に
心揺れ動かし
熱演したつづけた
スター女優の青春! |
<著者紹介>
高千穂ひづる(たかちほひづる)
昭和5年(1930年)兵庫県深江生まれ。父は、プロ野球の名審判・二出川延明。神戸女学院から宝塚音楽学校へ。昭和23年、初舞台。宝塚では雪組の娘役で活躍。昭和26年、東宝作品『ホープさん』に出演、小林桂樹の相手役で映画デビュー。昭和27年、宝塚退団、松竹入社。昭和28年、東映へ移籍。翌年、映画『笛吹童子』で胡蝶尼を演じ、注目を浴びる。続いて『紅孔雀』が空前のヒット。中村錦之助、東千代之介とともに東映時代劇の人気スターに。その後、松竹へ移籍し、現代劇にも多数出演。昭和36年、『ゼロの焦点』『背徳のメス』でブルーリボン助演女優賞。松竹をフリーになり、大映、東映の映画のほか、テレビ、舞台にも出演。昭和39年、「月光仮面」の大瀬康一と結婚。連続テレビドラマでは、「アッちゃん」の母親役ほか、昼オビのメロドラマでヒロインを演じる。昭和48年(1973年)、テレビの「愛ある日々」を最後に引退。出演映画149本。
<内容>
宝塚、松竹、東映、テレビなどで活躍した元女優・高千穂ひづるの半生記。宝塚から映画界へ移った経緯、スターたちとの出会いと交遊、現場でのエピソードなど、談話形式で綴る。口絵と本文中に写真多数掲載。四六版・上製、326ページ。
<章立て>
序章 生い立ちから宝塚に入るまで
1章 楽しかった宝塚時代
2章 映画女優に転身して
3章 『笛吹童子』のころ
4章 抵抗の時代から松竹復帰
5章 『ゼロの焦点』前後
6章 フリーになってから
終章 結婚、出産、女優引退
あとがき
フィルモグラフィ
<本書に登場するスターたち>
越路吹雪、乙羽信子、山田五十鈴、鶴田浩二、片岡千恵蔵、市川右太衛門、
中村錦之助、東千代之介、大友柳太朗、有馬稲子、久我美子、市川雷蔵、
勝新太郎、渥美清、高倉健ほか |